暗号資産

分析方法や分析ツールについて解説

分析方法や分析ツールについて解説
の頭文字を取ったもので、マーケティング戦略の中で使われるフレームワークの一つです。
マーケティング戦略の立案と実行には、いくつかのステップがあります。
一般的には、以下のようになっています。
つまりSTP分析は

【2022年版】 SNS分析 手法解説(Part 1) 〜最適な手法を選ぶ〜

出典:https://service.hottolink.co.jp/

見える化エンジン

見える化エンジン_img

出典: https://www.mieruka-engine.com/function/

Social Studio

出典:https://www.salesforce.com/jp/products/marketing-cloud/social-media-marketing/

Social Insight

出典:https://sns.userlocal.jp/functions/listening/

Insight Intelligence Q

出典:https://www.datasection.co.jp/service/insight-intelligence/function

どのSNS分析ツールでも有している定量的な分析機能を有していますが、Insight Intelligence Qの特色として商品開発や顧客接点の最適なといったマーケティング活用を目的とする利用を意識した作りになっている印象です。過去13ヶ月間のデータをもとに期間比較や競合比較などをしながら利用することができますので、使い方を工夫すればリスク監視などのブランドモニタリングに使うこともできます。SNS分析業界では、老舗の1社であるデータセクション社が独自に開発してきたデータ収集の仕組みによる独自性があることで知られています。筆者の印象としては、幅広い用途で使えるツールで、レスポンスも良いサービスになっていると感じています。

BuzzFinder

BuzzFinder_img

出典:https://www.nttcoms.com/service/scrm/buzzfinder/

Sprinklr

出典:https://www.sprinklr.com/jp/modern-research/

費用はどれくらいかかる?コスト削減の方法は?

もし、「年間400万円は高い」「契約していたが利用頻度が下がった」などの場合には、必要な情報を必要な時だけを提供できるスポット利用可能なリサーチ型のサービスの方が安い場合もあります。リサーチ会社によるサービスについては続編でご紹介していますので、「SNS分析手法解説 2 分析レポーティングサービスも活用し効率良く可視化」をご覧ください。

Webサイト改善の流れ【7ステップ!】分析方法も解説

ヒートマップツールのイメージ図

画像引用:User Heat オフィシャルWebサイト

ユーザーがWebページ内でどういった動きをしたかを色別で確認できるツール。有料ツールがメインですが、一部を無料で利用できるツールもあります。

ユーザーがページ内のどこまでスクロールしたか、熟読されているのはどこか、クリックされているのはどこか、といったユーザーの行動を視覚的に判別することが可能です。

データから、サイト内のユーザー行動を的確に把握できるため、改善に有効活用できます

6. サイト改善の事例

【事例①】
コンバージョン(CV)が増えない
(ここでのCVは、お問い合わせ・会員登録・新規購入・リード取得などを示します)

仮説1に対しては、サーチコンソールで「検索キーワード(クエリ)」、Google Analyticsで「流入経路」などを確認し、ユーザーがどういった目的でサイトを訪問しているかを確認します。

仮説2に対しては、「入力フォームの離脱率」を確認する必要があるため、ヒートマップツールで、入力フォームページ内のクリック数が少ないボタンや、熟読されている範囲などを確認します。

また、Google Analyticsにて該当ページを絞り込み、離脱率を調べます

その場合、改善策

「入力フォームの必須項目を減らす」
「入力フォームの項目を最小限にする」
「入力フォームから他ページへのリンクを消す」

施策を選定し、実行したら効果測定を行い離脱率が減っているかを確認しましょう。離脱率に変化がない場合には、他の改善策を探る必要があります。

【事例②】
直帰率が高い

仮説1に対しては、まずはヒートマップツールで、ユーザーがページ内で迷っている形跡がないかを確認します。

迷った形跡が確認できた場合、改善策は、「ページのデザインを改善することがあげられます。具体的には、コンバージョンボタンや画像、フォントのサイズ、メインカラーなどをユーザーの属性にマッチするように変更しましょう。

仮説2に対しては、Google Analyticsでセッションあたりの閲覧ページ数を確認します。

セッションあたりのページ数が少ない場合、ユーザーは他のページへ移動しにくい状況にあると考えられるため、改善策は、「トップページのグローバルメニューの改善する」となります。

サイトリニューアルの検討前に知っておきたい5つのこと

7. 中小企業がサイト改善をする際に注意すべきこと

「根拠もないまま、サイト改善やリニューアルを進めてしまうこと」

サイト改善では、分析データをもとに、客観的な視点から「仮説」を立てて、改善策を考えることが欠かせません

時間・資金・人手が限られる中小企業は、これら貴重な資源を有効に使って収益を上げていく必要がありますので、サイト改善の際には、必ずサイト分析を行い、データ(数値)にもとづいた「施策」を立てていきましょう。

8. まとめ

◎サイト改善の重要なポイントは
サイトの目的を達成するまでの「導線をきちんと設計すること」

サイト改善は、根拠のないまま進めてはいけない。
必ずサイト分析を行って、「課題」「仮説」「施策」を考えること。

MotionBoardとDatalizer、自社に最適なデータ分析ツールはどっち?

MotionBoardとDatalizer、自社に最適なデータ分析ツールはどっち?

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↑条件を変えて再集計すると、元々作成していたグラフも一緒に更新される

④クロス集計表や明細表の作成・操作をできるだけ簡単に行いたい

しかし、操作の容易さで比較した場合はDatalizer、特にDatalizer for Webが最も簡単です。
直感的な操作が可能で、詳しい操作方法を覚えなくても使用できます。
また、Webブラウザだけで使えるため、Datalizer for Excelとは違い、個々のPCにあらかじめインストールするものはありません。

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↑項目をドラッグアンドドロップで選択

ex.タブレット端末でもデータを見たい

Datalizerは、Datalizer ExpertにてDatalizer for Tabletが提供されており、タブレット端末からの利用が可能になります。
Datalizer Expertは、ExcelとWebの両機能に加え、Tablet 機能やキャッシュなどが追加されています。
タブレット端末から利用したい場合はDatalizer Expertの選択になります。

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3.比較のまとめ

*1 Datalizer Expertは、Datalizer for Excel と Datalizer for Web の両方が使用可能。

4.おわりに

今回は、MotionBoardとDatalizerについて、目的別にどのデータ分析ツールが適しているかを解説しました。
それぞれのツールで異なる特長を持っているため、例えばMotionBoardとDatalizerを併用するという選択肢もあります。
また、MotionBoardとDatalizer for Webは体験デモがあるので、操作感を確認してみるのもおすすめです。

STP分析とは?分析方法や重要性、活用事例を紹介!

stp

マーケティング戦略手順

の頭文字を取ったもので、マーケティング戦略の中で使われるフレームワークの一つです。
マーケティング戦略の立案と実行には、いくつかのステップがあります。
一般的には、以下のようになっています。
つまりSTP分析は

  1. 同質のニーズを持った市場を細分化
  2. 細分化した市場のなかでどこを狙うのかを決定
  3. 狙う市場のなかで自社の立ち位置を明確にする

という役割があるのです。
内部環境と外部環境の分析では、3C分析、5F(ファイブフォース)分析、SWOT分析などが使われます。
では、上記のマーケティング戦略を立案・実行するにあたってSTP分析をする目的はどこにあるのでしょうか?

なぜSTP分析が重要?

市場や顧客のニーズは時代とともに変化していきます。時代の変化に対応していくためには、ターゲットを明確にしたマーケティング戦略が必要です。
ターゲットを明確にしていない商品・サービスは、訴求軸がぶれてしまい、顧客に魅力が伝わりません。そのため、自社の強みを活かせない結果となってしまうでしょう。
マーケティング戦略を考えていくうえで、事前の調査・分析は欠かせないといえます。

STP分析のメリット

  • 顧客やニーズについて整理できる
  • 自社の商品の強みを明確化できる
  • 分析方法や分析ツールについて解説
  • 他社との競争を回避できる

顧客やニーズについて整理できる

STP分析を行う最初のメリットは、顧客やニーズについて整理できることです。
STP分析は、どのようなニーズがあるのか、そのニーズの中でどういった市場をターゲットにするのかを分析します。
ですので、STP分析をしっかりと行えば、商品を購入してくれるユーザー像(ペルソナ)を具体的にイメージできるでしょう。

自社の商品の強みを明確化できる

他社との競争を回避できる

STP分析の項目・指標を詳しくみてみよう

  • Segmentation:セグメンテーション
  • Targeting:ターゲティング
  • Positioning:ポジショニング

セグメンテーション

セグメンテーションとは、市場を顧客やニーズなどの共通項によって細分化する作業です。
市場は、消費財市場と生産財市場に分けられます。 分析方法や分析ツールについて解説
消費財市場と生産財市場は、それぞれ4つの軸に分類されます。

消費財市場の4つの軸

  1. 人口動態軸(年齢、性別、家族構成、職業)
  2. 地理軸(地域、人口密度、住まい、文化、行動範囲)
  3. 社会心理学軸(ライフスタイル、価値観、パーソナリティ、購買動機)
  4. 行動軸(購買活動、購買心理、購買契機)

生産財市場の4つの軸

  1. 人口軸(業種、規模)
  2. オペレーティング軸(使用頻度、顧客の能力)
  3. 購買アプローチ軸(購買方針、購買意欲)
  4. 状況要因軸(緊急性、受注量)

セグメンテーションで大切なこと

セグメンテーションで大切なことは、どういった観点でどのくらい厳密に細分化すべきかの塩梅です。
現在は消費行動が多様化しています。
消費財市場は特に、どこまで細分化して考えるべきか難しい局面も考えられます。
セグメンテーションを行うにあたっては、「細分化した市場が充分なサイズか」「自社の強みを生かしやすい市場か」を考えるのが一つのポイントになるでしょう。

ターゲティング

ターゲティングでは、細分化された市場の中からどこを標的とするのかを決定します。
自社の商品の強みや、ブランドイメージが生かされるような市場を選択します。
狙いを定める市場を決定するときには、大きく3つのパターンがあります。

  1. 無差別型マーケティング
  2. 差別型マーケティング
  3. 集中型マーケティング

無差別型マーケティング

無差別型マーケティングは、セグメンテーションで分類した市場をあえて無視して、さまざまな市場に共通の商品を提供する戦略です。
無差別型マーケティングは、資金力が豊富な大企業向けの戦略です。
また、消費行動が多様化している現在では、大企業であっても有効とは言えないケースも増えているでしょう。

差別型マーケティング

複数の市場に対して、それぞれ異なる商品を提供する戦略です。
例えば、多くの自動車メーカーが無差別型マーケティングを採用しています。
商品そのものを分けるのではなく、複数の料金タイプの設定や、似たジャンルの商品を機能を変えて販売することも差別化マーケティングの一種になります。

集中型マーケティング

ポジショニング

ポジショニングでは、狙うと決めた市場の競合を調査し、自社がどのような立ち位置で勝負するかを決定します。 分析方法や分析ツールについて解説
分析方法として、ポジショニングマップという2軸のマトリック図を作成することが多いです。

X軸とY軸それぞれにどのような価値の軸で分類するかを設定し、自社がどのような立ち位置かを分析していきます。
価値の軸に関しては、値段や品質、販売チャネルなどがあります。

ポジショニングでは「データに基づいた分析をおこなうこと」「一度に多くの指標を比較しないこと」が大切です。
データを無視して感覚で判断すると、正確な分析ができない場合があります。
また、多くの指標を同時に比較するとデータが複雑になってしまい、大事なデータを見落とす可能性が高くなります。

同時に比較する指標は、1~4つくらいにするのが良いでしょう。

STP分析の活用事例

俺の株式会社

  • スタンディング席を採用し、二時間制にすることで回転率を上げる
  • 高級食材や有名シェフ、好立地を実現し、ブランディングを確立する

「居酒屋よりも高級な料理を提供し、高級レストランよりも低価格で提供する」といったポジショニングで、社会的地位を中間所得層に設定しています。
通常、飲食店でのフード原価率は25-30%ですが、俺の株式会社は40%超え、店舗によっては60%を超えている状態です。
回転率を上げることで、食材の大量発注が可能となり、コストを下げられるというシンプルな仕組みがうまく機能しています。そのため、低価格のメニューを提供しても売上を上げられています。

株式会社ニトリ

小価格・中価格でありながら高品質で高機能な商品を提供するという、圧倒的なポジションを確立している「ニトリ」。
「お、ねだん以上 ニトリ」というフレーズがCMで浸透し、ブランディングに成功しました。

STP分析をおこなう際の注意点

分析順は柔軟に考え、各要素の連動性を意識する

セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングはそれぞれ別で考えずに、連動させて考えることで正しい分析ができます。
また、どのような商品をアプローチするのかで、分析順は変わります。
縦の順番にこだわりすぎず、ポジショニングを最初におこなうなど、柔軟に考えるようにしましょう。

市場を多角的に分析する

狙う市場から十分な収益が得られるかを考慮し、選定しましょう。
あまりに小規模すぎたり、成長が見込めない市場は、そもそも売上がたたない可能性があります。
STP分析でしぼった市場であっても、多方面からの分析を重ねて、最適な市場を導きましょう。

客観的な視点を意識する

自社の強みを最大限に活かすには、顧客のニーズを理解する必要があります。
良い商品であっても、アプローチする場所が違えば、誰にも響かない商品となってしまいます。
競合を分析し、自社のポジションを優位にするには、客観的な視点での分析が必要です。

フレームワークを組み合わせ、分析を見直す

STP分析の活用方法

  1. 自社に適した消費者グループを見つけ出す
  2. 自社の優位性を見極める
  3. 3C分析と組み合わせる
  4. 5R視点で評価する

自社に適した消費者グループを見つけ出す

まずは、自社に適した消費者グループを見つけ出すという活用方法です。
STP分析では、顧客やニーズによって市場を細分化し、自社が狙う市場を見極めます。
そこで、自社に適した消費者グループを見つけ出すことができれば、そのグループに向けて、新しい商品を提供することができます。

自社の優位性を見極める

またポジショニングでは、競合を分析し、自社がどの立ち位置で勝負を仕掛けるかを決めていきます。
そのとき、さまざまな観点からポジショニングマップを作成することで、自社の優位性を再認識するきっかけになるでしょう。

3C分析と組み合わせる

STP分析は、3C分析と組み合わせて使われるケースも多いでしょう。
3C分析とは、内部環境と外部環境を分析し、市場機会を見つける時に使われ、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)から分析します。
ターゲティングをCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の観点で、自社に適した市場を見つけ出しやすくなるでしょう。
反対に、3C分析で魅力的な市場でないと分かれば、狙う市場を変えるというのも有効かもしれません。

5R視点で評価する

  • Realistic Scale(充分な規模があるか?)
  • Rate 分析方法や分析ツールについて解説 of Growth(成長率は高いか?)
  • Rank & Ripple Effect(優位性と波及効果はあるか?)
  • Reach(達成することは現実的か?)
  • Rival(競合の状況はどうか?)

というものです。
5R視点で評価することで、狙うと決めた市場が本当に正しい選択となっているかを確認する手助けになるでしょう。

STP分析は、市場を顧客やニーズなどの共通項によって細分化し、細分化された市場の中からどこの市場を狙うのか、その市場で自社の立ち位置はどこになるのかを分析するものです。
競合に差をつける優れた施策をおこなえるか否かは、STP分析をどの程度おこなったかによって左右されるでしょう。
自社の収益を大きく伸ばしたいときは、このSTP分析に立ち返ってみてください。

財務諸表とは?財務三表の読み方や分析方法は?財務の基礎知識を簡単にわかりやすく解説します!

財務諸表とは?財務三表の読み方や分析方法は?財務の基礎知識を簡単にわかりやすく解説します!

財務三表


財務三表といわれる貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書はそれぞれつながりがあり、以下のように作成の目的や把握できる内容が異なります。

財務三表貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)キャッシュフロー計算書(C/F)
作成する目的資産、負債、純資産を管理収益と費用を管理キャッシュの出入りを管理
わかること財政状態経営成績キャッシュのフロー
何を表しているか資産―負債=純資産収益―費用=利益期首のキャッシュ残高+期中のキャッシュ増減額=期末のキャッシュ残高
期間年度(四半期)年度(四半期累計額)年度(四半期累計額、ただし、第1・第3四半期については作成省略可)

財務三表の関係

  • 貸借対照表:企業が保有する財産の状況を示す
  • 損益計算書:一会計期間の損益を示す
  • キャッシュフロー計算書:一会計期間のキャッシュ(現預金等)の流れを示す

財務三表とは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書で構成されます。財務三表が重要なのは、分析することで企業の経営状況などを客観的・数値的に把握できるためです。

損益計算書(P/L)は利益を見る財務諸表

財務諸表のうち損益計算書は、 収益から費用を差し引いた「利益」を把握したり、利益の発生原因を把握したりするための書類 です。英語では「Profit & Loss Statement」というため「P/L」とも呼ばれます。

5つの段階に分けて計算し、最終的な「当期純利益」(または当期純損失)を求める構造になっています。

損益計算書で何がわかる?

損益計算書でわかるのは「 企業がどのような理由で、どれだけ儲けているか 」です。
営業利益では企業の中心的な事業でどれだけ儲けているかがわかりますし、経常利益では中心的な事業以外の通常発生する範囲の収益と費用を含めどれだけ儲けているかがわかります。利益の大きさや発生理由から、企業の経営状況を分析できるのが損益計算書という財務諸表なのです。

損益計算書の見方

損益計算書

損益計算書の5つの重要な項目は以下の通りです。
(1)売上高−売上原価=売上総利益
(2)売上総利益−販売費及び一般管理費=営業利益
(3)営業利益+営業外収益−営業外費用=経常利益
(4)経常利益+特別利益−特別損失=税引前当期純利益
(5)税引前当期純利益−法人税、住民税及び事業税(±法人税等調整額)=当期純利益

(1)売上高−売上原価=売上総利益

(2)売上総利益−販売費及び一般管理費=営業利益

販売費及び一般管理費は、給料や賞与などの人件費、水道光熱費、旅費光熱費、消耗品費など、仕入以外の営業上必要な経費です。売上総利益から差し引いて、営業による利益(営業利益)を計算します。

(3) 営業利益+営業外収益−営業外費用=経常利益

営業外収益は、金融機関での現金預け入れに対する受取利息や有価証券の配当金、雑収入などです。営業外費用は、借入金などの支払利息、営業以外の雑費などが該当します。いずれも、本来の事業以外で生じた収益や費用です。これらを加減して、通常発生すると考えられる経常利益を出します。

(4) 経常利益+特別利益−特別損失=税引前当期純利益

特別利益や特別損失は、固定資産や投資有価証券を売却したときの利益または損失などを表します。通常の事業では経常的に発生しない、一時的に発生したものなどが該当します。これらを加減した額が、税引前当期純利益です。

(5)税引前当期純利益−法人税、住民税及び事業税(±法人税等調整額)=当期純利益

貸借対照表(B/S)とは「企業の財政状態」を表す

貸借対照表は 企業の財政状態を見るための書類 です。英語では「Balance Sheet」というため、「B/S」とも呼ばれます。資産、負債、純資産の3つのカテゴリに分かれた構造になっています。

貸借対照表で何がわかる?

貸借対照表で 経営の財政状態 がわかります。
損益計算書は利益の大きさや発生原因で企業の経営状況を分析する財務諸表でした。対して貸借対照表は「どのように資金を調達し、調達した資金をどのような資産として運用しているか」という財政状態を分析するための財務諸表です。

貸借対照表の見方

貸借対照表

こちらが貸借対照表の概念図です。資産の運用状況を示す「資産」の数値は、「負債+純資産」と常にイコールの関係にあります。

資産」パートは、現金や預金のほか、商品や原材料などの棚卸資産、建物や機械などの有形固定資産、M&Aなどで取得した企業の企業価値である「のれん」、商標権のような権利、子会社や関連会社株式など、 集めたお金を何に使っているのか、企業が調達した資金の運用状況 を示します。

向かって左側に表示する「負債」は、借入金や社債など、企業の資金調達源がどれだけ他人から借り受けたお金で成り立っているのかという、 企業の他者からの資金の調達状況 を示します。ただし、負債には将来費用や損失になり得る引当金などが含まれることがあります。

そして、資本金や資本準備金などの株主からの払込、当期純利益の加算額など、 どれだけ自前のお金で経営をしているのか を示すのが「純資産」パートです。 分析方法や分析ツールについて解説
それぞれのパートの具体的な内容は下図のようになっています。

貸借対照表

キャッシュフロー計算書とは「お金の流れを見る財務諸表」

キャッシュフロー計算書は 「お金の流れ」に着目して、「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つの分類で企業の経営を分析するための財務諸表 です。

キャッシュフロー計算書で何がわかる?

わかりにくいイメージのあるキャッシュフロー計算書ですが、キャッシュフロー計算書からは、会社の状態、戦略、経営者の意思などいろんなことが読み解けます。

とボナ・ヴィータ コーポレーション代表取締役であり日経ビジネススクールの講師も務める國貞克則氏は言っています。
損益計算書や貸借対照表とともに、うまく使いこなして経営分析の武器にしましょう。

キャッシュフロー計算書の見方

キャッシュフロー

(1)営業活動によるキャッシュフロー」とは 企業が中心に据えている事業によって生じたお金 のことです。このパートはプラスになるのが基本ですが、プラスの値が大きいほど企業の運転資金が豊富であるという証明になります。逆にマイナスであればその企業はかなり不安定な状況にあると言えるでしょう。

(2)投資活動によるキャッシュフロー」は 企業の投資資金の流れ を指します。ここがプラスであるほど固定資産や有価証券の売却を積極的に進めて資産効率を再検討していることがわかり、マイナスであれば設備投資に積極的であるという判断が可能です。成長期の企業であれば、投資活動によるキャッシュフローがマイナスに転じることがよく見られます。
資金調達と返済の流れ を示すのが「(3)財務活動によるキャッシュフロー」。ここがプラスの場合は借入や社債発行、新株発行等によって調達しているお金が返済しているお金よりも多いことを示し、マイナスの場合は資金調達したお金よりも返済額の方が多いことを示します。

キャッシュフロー計算書

財務諸表の分析方法は5つの手法がある

財務諸表

  • 収益性:稼ぐ力はあるか(営業利益などの経営成績と自己資本などを使って分析)
  • 安全性:支払能力はあるか=倒産リスクはないか(主に貸借対照表を活用して分析)
  • 生産性:生産性は高いか(従業員数など主に貸借対照表を活用して分析)
  • 成長性:企業は成長しているか(売上や経常利益など、主に損益計算書を活用して分析)
  • 効率性:資本を効率良く回転できているか(売上高や期首期末平均売上債権などを活用して分析)

いずれも企業を理解するための重要な指標です。中でも、見るべきポイントは、財務情報(貸借対照表や損益計算書などから読み取れる情報)を使って分析できる、企業の収益性や安全性です。一般的によく使われる指標であり、財務諸表を読めるようになるためには理解しておくと良い指標ですので、ぜひ覚えておきましょう。

財務諸表の作り方はツールを使うと簡単で便利

財務諸表 ツール

財務三表を構成する貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書は、エクセルでも作成可能で、管理もできます。テンプレートを活用すれば、一から作成する手間を省くこともできるでしょう。

しかし、エクセルによる作成や管理は、課題があるのも事実です。関数を使ってある程度は自動で計算できるように設定していても、必要な箇所は入力が必要となります。貸借対照表や損益計算書を分析しようとするとさらに手間がかかるため、人件費にも影響するでしょう。

このような決算書の作成を手間なく行うには、専用のツールを使用するのがおすすめです。ツールなら、 自動取得や自動計算で作成の手間を減らせる ほか、 ヒューマンエラーも防ぐことができます人件費削減 になるのも魅力です。

マネーフォワードのクラウド会計 なら、貸借対照表や損益計算書のほか、販売費及び一般管理費の明細書や株主資本等変動計算書なども簡単に作成できるようになっています。レポート機能を活用すれば、任意の期間でキャッシュフローを確認することも可能です。

財務諸表とは、金融商品取引法の対象になる企業の決算書を表します。財務諸表の作成目的は、企業の利害関係者へ必要な情報を開示することです。
財務諸表が重要な理由は、企業の決算情報を利害関係者に開示することで、それぞれが適切に意思決定をできるようにするためです。財務諸表のうち貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を財務三表といいます。損益計算書は「経営成績」を、貸借対照表は「財政状態」を、キャッシュフロー計算書は「企業の状態・戦略・意思」を読み取れる重要な書類です。情報を組み合わせることで経常状況の詳細な分析もできます。
財務諸表の分析は、他社だけでなく自社の分析にも活かせますので、財務諸表の作成・提出だけ終わらず、社内でも経営状況を分析してみてはいかがでしょうか。

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