ライン分析①トレンドラインとチャネルライン【FXで勝つためのテクニカル分析 #4】
チャネルラインとは
チャネルライン とは、トレンドラインと平行に引いた直線のことで、主にトレンドの値幅を知るために使われます。
チャネルラインの引き方
上昇トレンド の時は、トレンドラインと平行な線を 高値に合わせて引く
下降トレンド の時は、トレンドラインと平行な線を 安値に合わせて引く
チャネルラインの使い方
トレンドライン とは、主要な安値や高値同士を結んで引く直線のこと
切り上げた 安値同士を結んで引く右肩上がりの直線 を「 上昇トレンドライン 」
切り下げた 高値同士を結んで引く右肩下がりの直線 を「 下降トレンドライン 」という
①ローソクの実体かヒゲの先端か?
トレンドラインをローソク足の実体に合わせて引くか、ヒゲの先端に合わせて引くかは投資家によって好みが異なる。日本ではローソク足が主流だが、海外ではバーチャートもよく使われるので、 ヒゲの先端に合わせて引くのがオススメ 。
②トレンドラインを引くタイミング
つまり、ダウ理論に基づく 上昇トレンド、下降トレンドが確定してからトレンドラインを入れる ようにすると良い。
③トレンドの加速と失速 トレンドライン
トレンドの 加速、失速に応じて新たなトレンドラインを引き直す ようにすると、相場の勢いを視覚的に把握することができる。
①エントリーポイントとして使う
トレンドラインを使った主なエントリーポイントは「 押し目買い 」「 戻り売り 」「 リターンムーブ 」の3つ。
押し目買い →上昇トレンドラインでの反発を確認して買いポジションを建てる
戻り売り →下降トレンドラインでの反落を確認してから売りポジションを建てる
リターンムーブ →一度ブレイクされたトレンドラインを基点にして、逆方向のトレンドが発生する動きを狙う
②利益確定の目安として使う
トレンドは継続すればするほど反転するリスクが高まる。トレンド初期からポジションを建てていた場合は、 トレンドラインのブレイクを利益確定の目安にする という使い方もできる。
チャネルラインは主に、 利益確定の目安として使われる 。含み益のあるポジションの決済を検討している場合は、チャネルラインを利益確定の目安にすると良い。
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