Googleはなぜ無料で使えるの?/Googleの「収入源」とSEOの関係
今日は、Google検索を運営するための「収入源」について、SEOを行うわたしたちサイト管理者の視点から、よく考えてみましょう。
Googleの収入源は「アドワーズ広告」
まず結論を言うと、Google検索の運営資金は、アドワーズやアドセンスなどの広告収入です。
だから、アドワーズやアドセンスを使ってくれる人がいなくなると、Google検索は商売が成り立たなくなります。(より正確に言うと、運営会社のアルファベット社が、赤字になります)
アドワーズ広告主が増えればGoogleは儲かる
今まで、ばくぜんと
「あんなに巨大なGoogleは、何かすごいバックグラウンドに支えられていそうだ。きっと倒産したりすることもないだろう」
と思っていた方も多いのではないでしょうか。
Googleもわたしたちも、同じ「ただの会社」
Google検索はアドワーズを売る「道具」
Googleは広告を売るために色々なサービスを展開している
Google検索の存在意義は「広告売上を増やすこと」なので、Googleは決して、広告が売れなくなるような発言はしません。もちろん、広告が売れなくなるようなサービス変更もしません。
例えば、 DIGITAL 無料アプリの儲けの仕組み WORKSHOP という、Google運営の学習サイトがあります。
企業や事業主は、このサイトを利用して、「こうすればGoogleを利用してお金を稼げるよ」というオンラインレクチャーを受けることができます。
Googleの出す情報に混じった、広告を買わせる「営業トーク」
こういうふうにするとGoogleを使ってお金を稼げるよ。SEO対策を行えば検索結果にサイトを載せられるよ。ただし、それよりも目立つ位置に表示されるNo.1は、アドワーズ広告だけどね。
Googleは広告が売れなくなるような情報は言わない
その理由はもちろん、順位上位化の「ひみつ」が知られてしまうと、みんなが好きに順位を上げられるようになり、わざわざアドワーズ広告にお金を払う人がいなくなるからです。
Google側の「目的」がわかれば、Googleに振り回されなくなる
それが、一つあります。それは、「Googleに振り回されなくなる」ことです。
Googleの話を「営業トーク」として読んでみよう
では、SEO対策は最小限にして、あとはアドワーズで集客しようかな?
これは、わたしにアドワーズ広告を使わせるための、営業トークだな。
ということは逆に、SEO対策だけで上位化もできるんじゃないかな?
Googleの営業トークに気づくと、賢いサイト運営ができる
Googleの意図に振り回されずに、SEO対策をしっかり行い、検索上位にサイトを表示できれば、たくさんの予算を広告につぎ込まなくても、充分に集客できるのです。
Googleも「ただの会社」でしかない
言いたいのはそういうことではなくて、この記事を読んだあなたに理解してほしいのは、Googleも、あなたとおなじ、ただの会社の一つでしかないんだ、ということなのです。
SEO対策が「法律違反」??
SEO対策は法律と「全く」関係ない
いいえ、決してなりません。
Googleが決めるのは、検索ランキングの順番だけです。
順位が上がっても、順位が下がっても、法律違反にはなりません。
検索順位と法律とは、全く関係がないからです。
デマ情報/コンテンツ盗用の問題が、SEOとごっちゃになっている
【事件概要】
2016年12月、ある大手キュレーション健康情報サイトが、虚偽の情報をたくさん掲載し、たくさんのアクセスを集めているとして、たいへん大きなニュースとなりました。
このサイトは、法に抵触するコンテンツ(デマや盗用コンテンツなど)をたくさんサイトに載せているとし、社会を混乱させたうたがいで、即刻閉鎖され、運営元の経営陣が謝罪会見を行う自体にまで発展しました。
- ウソの健康情報や盗用コンテンツを掲載 するサイトを運営した
- そのサイトをSEO対策して、多くのユーザーを集客した
このうち、法律違反なのは 1. ウソの健康情報や盗用コンテンツを掲載 するサイトを運営した 行為の方です。
SEO対策の行為自体は、この事件の原因と直接関係はありません。
SEO対策をむやみに遠ざけるのは、機会損失でしかない
利益が要るのはあなたもGoogleも同じ、だから…
だから、アドワーズ広告に頼る(=Googleにお金を払って集客する)か、それともSEO対策をする(=Googleにはお金を払わないで集客する)かは、あなたの一存で決めればよいのです。
広告費を回収できるなら、アドワーズでよい
集客方法はアドワーズだけではない
「広告を出すお金がないから、ホームページ集客はあきらめよう…」
基本的に、どんなサイトでも、SEO対策は必要
費用対効果が極めて大きいのが、SEO対策の強み
一方SEO対策は、小さな予算でも成果を上げることができます。
ただしそのかわり、サイト管理者側が行わなければならない努力がいくつかあります。
例えば、コンテンツを書いたり、ページを増やしたり、といった努力です。
とくに、初めてSEO対策を行うサイトなら、SEO Pack の利用が適しています。月額7980円だけで基本のSEO対策を済ませられる、中小企業~小規模企業に人気のサービスです。
サブスクリプションサービスの「儲かるビジネスモデル」とは? 収益や商材など解説
キッズ・ラボラトリー代表取締役の青柳陽介氏。テモナで執行役員CMO、日本サブスクリプションビジネス振興会業務執行理事を務め、2019年5月に独立。全国でサブスクリプションについての講演や研究所へサブスクリプションに関するデータの提供などの活動を行っている。
国内のサブスクサービスと認知度
トヨタが手がける車のサブスクリプションサービス「KINTO」(画像は編集部がキャプチャし追加)
レディースの洋服をレンタルできる「MECHAKARI」(画像は編集部がキャプチャし追加)
クリーニングのサブスクリプション「LACURI」(画像は編集部がキャプチャし追加)
しかし、2019年に行ったアンケート調査結果では、「国内のサブスクリプション認知度は2割程度」とのこと。さらにコンテンツサービスを利用したことがある人は8.5%、レンタルサービスの利用経験は6.1%しかいないという結果に。「サブスクリプションサービスが増えてきていても、認知はまったく進んでいません」(青柳氏)
サブスクビジネスのメリットは「資金調達のしやすさ」
それでも、青柳氏らがサブスクビジネスを展開するにはメリットがあるから。青柳氏は「サブスクビジネスのメリットはストック型ビジネスであること」と言います。合わせてストック型ビジネスモデルがメリットとなる理由として、5つの点を説明します。
- 消費者にサービスの価格を安く見せることができる
- ユーザーから先に利用料を支払ってもらう前払い制なので、資金繰りが容易になる
- サービスを利用しているユーザー数(アクティブユーザー数)をいつでも把握できる
- 1回きりの売り上げを積み重ねるよりもユーザーとの接点が長いため、平均顧客寿命が長い
- 需要予測ができるので、投資計画が立てやすい
「この5つのメリットがあることで投資家からの信頼が得やすい」と青柳氏は言います。
投資家は環境問題、シェアリングエコノミーを意識していることが多いんです。そのため収益性や継続性が高く、成長が見込めるサブスクビジネスは投資してくれる人が見つかりやすく資金調達がしやすいんです。(青柳氏)
サブスクビジネスで重要な基礎知識
1.ARPU(アープ)
2.MMR(マンスリーリカーリングレベニュー)
3.Churn(チャーン)
定期購入との違い
毎月定額を払って商品を受け取るという点では似ている定期購入ビジネス。青柳氏は、ビジネスモデルが似て異なると言います。特に「販管費の構成」が大きく異なると青柳氏は説明します。
定期購入は毎月同じ商品をユーザーに届けるので、製造原価もコストも見通ししやすい。初月の顧客数は何人で、その場合に発生するクレジットカードなどの手数料や配送料、翌月は何人が継続して何人が新規で入るなど、毎月の計画予定表を作成していけば、そこから投資回収シミュレーション表を作成します。
一方、サブスクリプションサービスはユーザーが「商品をレンタルしている」イメージのため、ユーザーから商品が戻ってくる可能性があり、返送料という変動費が発生します。交換が発生すれば返送料と送料がかかりますが、交換がなければその月は交換にかかる送料は0円です。ユーザーが商品を戻すか戻さないかの予測が非常に難しい。その点をきちんと考慮して数字の設計をしないと、PL(損益計算表)を大幅に狂わせます。
たとえば、100人のユーザーに商品を送ってその内10%の人しか交換しないなら、商品を送る際にかかる送料は100人分で返送料は10人分ですみます。しかし100人全員が交換を希望したら、送料が2倍かかるのとほぼ同じになります。(青柳氏)
単品リピート購入との違い、共通点
① 集客方法は同じ
「集客はサブスクリプションも単品リピート購入も同じ」と青柳氏。アフィリエイトや広告の運用も行い、商品を買ってもらう、契約してもらう時のきっかけは「ユーザーのお悩み」からという顧客接点も同じとのこと。
ユーザーは何か悩みがあり、それを解決するために商品やサービスを探しています。「シェアリングエコノミー」「家に物があふれないことの喜び」をうたっている他のサブスクリプションサービス企業もありますが、それだけではユーザーを獲得できないのではないかと思います。
ユーザーに「これが欲しい」という動機付けをしてあげて、商品を買ってもらう、契約してもらうということは普通の通販と同じだと思います。(青柳氏)
② 無料アプリの儲けの仕組み 期間縛りをしない
③ 使い放題のプラットフォーム
④ LTVが高い傾向
サブスクリプションは「ユーザーに新しい体験を提供すること」だと思っています。たとえば、私が手がけるサブスクリプションサービスは幼児向けおもちゃのサブスクリプションなので、「子どもが遊ばない」という理由ですぐに解約することもあります。一方で、お子さんから人気が非常に高いおもちゃが何かを知っていることで、送った商品で非常にユーザーに喜んでもらうことができる。これはサービスを利用していないと得られない体験ですよね。(青柳氏)
さらにサブスクリプションでは「来月はどうしますか?」というように、ユーザーとのコミュニケーションが定期的に取れている点がLTV(顧客生涯価値)の向上につながっていると青柳氏は話しています。
⑤ 損益モデルが違う
商材によって損益の計算モデルが異なる点があるとのこと。「商材によって原価率も違いますし、交換時の送料の問題もあるので簡単に事業計画を立てられないと思いますね」(青柳氏)
⑥ 商品の向き不向きが分かれる
サブスクリプションに向いている商品は向き不向きがはっきりわかれるそう。「消耗材の方が向いているかもしれないですね。ユーザーが商品を使用して比較できる商材が良いと思います」(青柳氏)
⑦ 双方向のコミュニケーション
ユーザーと翌月の契約をどうするかといったこと、商品についての問い合わせなどユーザーと結びつく「双方向のコミュニケーション」が強いことが他のビジネスモデルと異なるとのこと。
⑧ 資金調達がしやすい
青柳氏が考えるサブスクまとめ
私は、サブスクリプションとは「ユーザーが商品やサービスにアクセスするために、一定の間隔でお金を払うモデル」だと考えています。
企業は顧客が求める価値を最大化しようと努力し、ユーザーからのいろいろな意見を元に改善を繰り返していきます。例えるなら、温泉旅館に宿泊したユーザーからのレビューを見て、それに対応するのと同じようなことですね。
それから、SaaSビジネスの初期設定は経営者が行いますが、サブスクリプションはユーザーとたくさんコミュニケーションを取る「従業員からの突き上げ型」でモデルが変わっていくことが、他の通販とは違う点ですね。
サブスクビジネスについて最後にまとめると、「徹底的な顧客中心主義であること」「高度なITスキルが一定以上必要になること」「商品やサービスを売るためのマーケティングテクニックが必要になること」、この3つが重要です。通販を知っていて、ある程度サブスクリプションのビジネスモデルを知っている人たちが成功していると感じます。
現時点では加盟店の決済手数料を無料するなど加盟店の開拓やユーザーの 獲得を最優先にしており、利益は度外視しているのでまったく儲かって いないどころか大赤字です。 ある程度の普及をした後で一気にそれまでの元を取るための対応を してくると思われます。 もちろん、PayPay 無料アプリの儲けの仕組み だけで利益を上げるのは難しいですが、 PayPay でも可能な限りの利益を重視しないと継続していけません。 今は先行投資で損して得取れという状態です。
その他の回答
今のところは加盟店から手数料は取ってない模様です。それに取るにしても3%以下とかなり下げてくるような気もします。 そうでもない限り、西友のようなディスカウントに近いところが加盟店になるはずがないです。西友はセゾンとの提携で手数料を取られた上に3%の値引きもしているため散々で、ペイペイのほうが損失が少ないと踏んだのでしょう。 利益が出るのはこれからで、今はかなりの赤字でしょう。
今はまだ投資している段階で、一円も儲かっていないですね paypay決済のたびに手数料を徴収するのが本来の儲かる仕組みですが 現在は、加盟店を増やすために手数料無料です いつかは手数料を取るようになるでしょう
PayPayを運営しているPayPay株式会社はソフトバンクとヤフーの合弁会社です。 PayPayは目的のための手段であって、目的そのものではないのでPayPay自体の利益はどうでもよいんです。 PayPayをはじめた目的は、Yahoo!ショッピング・ヤフオク・PayPayモール・PayPayフリマ・Yahoo!トラベル・eBookJapanなどグループのサービスの利用を増やすことです。 PayPayの加盟店を一気に増やし、ユーザーを増やしたことはこれの布石に過ぎません。 ユーザーが2,無料アプリの儲けの仕組み 000万人に迫るという状況になり、無理に大きなキャンペーンをする必要はなくなりました。 これからは、十分に増えたユーザーをグループのサービスに誘導する段階です。 そのために行っているのが、PayPayモールやPayPayフリマのキャンペーンです。 今後はグループのサービスでのキャンペーンが中心になっていくでしょう。 目的ではなく手段であるPayPayは、他社とは事情が違います。 目指しているのは、グループとしての利益の増加です。
写真を販売して収入を得よう!ダウンロード販売だけじゃない、おすすめの販売サイト12選
引用元:<写真AC>
2. 販売報酬型
3. ネットショップで販売
写真販売ができる、おすすめサイト比較一覧
BASE(ベイス)
販売形式 | ネットショップ |
販売相場 | 自分で設定 |
手数料 | 1回の注文ごとに6.6%+40円 |
<STORES(ストアーズ)>
販売形式 | ネットショップ |
販売相場 | 自分で設定 |
手数料 | 無料プラン5% |
<Snapmart(スナップマート)>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 61~1,320円/枚(規定の価格) |
手数料 | 40~70%(報酬率30~60%) |
<PIXTA(ピクスタ)>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 39~5,500円(規定の価格) |
手数料 | 42~78%(報酬率22~58%) |
<photolibrary(フォトライブラリー)>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 330円/枚~(自分で設定可能) |
手数料 | 35~70%(報酬率30~65%) |
<写真AC(photoAC)>
<フォトレコ(PhotoReco)>
販売形式 | ダウンロード・プリント |
販売相場 | 自分で設定可能(最低価格50円/枚~) |
手数料 | 15%(+プリント原価など経費) |
<スナップスナップ(snapsnap)>
販売形式 | ダウンロード・プリント |
販売相場 | 自分で設定可能 |
手数料 | 5%(+プリント原価など経費) |
(海外サイト)<Shutterstock(シャッターストック)>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 40~1,200円/枚(既定の価格) |
手数料 | 60~85%(報酬率15~40%) |
(海外サイト)<Adobe Stock(アドビストック)>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 37~383円(既定の価格) |
手数料 | 67%(報酬率33%) |
(海外サイト)<iStock>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 36~840円/枚(既定の価格) |
手数料 | 55~85%(報酬率15~45%) |
(海外サイト)<Dreamstime>
販売形式 | ダウンロード |
販売相場 | 26~573円(既定の価格) |
手数料 | 40~75%(報酬率25~60%) |
写真販売の販売のコツは?気になる疑問Q&A
写真編集技術は必要?
- 「ノイズ、粗い、画像の圧縮率が高く、画質に劣化が見られる」
- 「ピント、露出、ホワイトバランス、構図などが、商用のストックフォトとしてのクオリティを満たしていない」
需要の高いジャンルは?
たくさんの人に見てもらう方法は?
- 「高いクオリティ(画質&撮影・制作技術)」
- 「明るく、シンプルに。余計な要素を入れない」
- 「テーマをはっきり」
著作権・肖像権の知識は必要?
BASEで写真を販売する3つのおすすめアイデア
①写真の技術を集客に利用する
また、ショップのデザインに使う写真も自分で用意できます。
ショップのトップ画面なども、ショップのイメージを伝えるための重要な要素です。
写真が綺麗だと、シンプルなデザインでも、素敵なサイトになります。
写真技術を自分のショップ作りにも活かしてみてはいかがでしょうか。
②撮った写真をもとにグッズ販売
③撮った写真をポートフォリオとして撮影依頼をしてもらう
【販売イメージ】
・ブライダルフォト撮影 無料アプリの儲けの仕組み 1時間〜 0000円
・追加オプション データすべてお渡し 0000円
・追加オプション アルバム作成 0000円
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳の大久保が解説!
この記事の解説者 大久保幸世
創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計100万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。資金調達コンサルティング(無料)も受付中。
起業とは、事業を起こして新たなサービスを生み出していくことです。
「もっとこういうものがあったら便利なのに(価値や市場の創出)」「こういうサービスがあれば不自由しないな(ユーザーペインの解消)」といったアイデアをもとに起業した起業家たちのおかげで、私たちの生活は支えられています。そして、今当たり前にある有名な大企業も、昔は起業家が作ったということを忘れてはいけません。今ある日本の大企業は100年以内に設立された会社がほとんどです。そこには当時大変な状況でも起業した「起業家」がいたということです。また、起業家がつくった企業の利益やその従業員へはらう所得の税金によって、日本の国は支えられています。つまり、起業家がいなければ、世の中のサービスや日本の経済活動は存在しませんでした。そのくらい、起業することはすごいことなのです。
成功へ導く起業の5ステップ!
ここからは、起業する方法を5つのステップにしてを詳しく紹介します。
- なんで起業したいのかをよく考える
- 何をやるかを決める
- 資金を集める
- 起業方法を決め開業・設立手続きをする
- 実際に事業を始める
1.なんで起業したいのかをよく考える
まず大切なのは、起業の「目的」を明確にすること。
起業は、「目的」を達成するための手段です。これを忘れてしまうと、起業しただけで満足してしまい、モチベーションの維持が難しくなります。
2.起業して何をやるかを決める
この時大切なのは、「現実的なビジネスプランであるか」ということ。スタートアップ期には、そのビジネスの売上で経営を続ける必要があるので、収益性をしっかり考えて「儲かるビジネスプラン」を立案する必要があります。
起業のビジネスアイデア・ネタの見つけ方
- 既存サービスを発展できないか考える
- 既存サービスを組み合わせて新しいものを考える
- 「面倒くさい」を解決するものを考える
- 自分の趣味や特技が活かせないか考える
- 海外の成功モデルを輸入できないか考える
ひとつは、 生の情報を入れるということ です。詳しい人に聞きに行くのがハードルが高いという人がいますが、今では、無料のオンラインイベントやエキスポ・展示会といったものもあります。そこでは起業するための生の情報や実際起業した情報を大量に浴びることができ、自分の起業へのイメージが湧きやすくなります。
ふたつめは、アイディアを簡単でいいので 「メモ」していくこと です。アイディアを書き出していくことで、次のアイディアを呼び起こしやすくなります。したがって、ひとつひとつのアイディアがすごくなくてもよいのです。アイディアを重ねるうちに、これだという品質の高い起業のアイディアが出てくるでしょう。
誰に売るかを決める
「この起業アイデアで勝負したい」と思っても、購入してくれるお客さんがいなければビジネス(商売)は成り立ちません。特に現在は、一人ひとりが自分の欲しい情報や欲しいものを手に入れる時代。 「誰にでも売れるもの」では「誰にも求められない」 のです。
起業のビジネスモデルを考える
ビジネスモデルとは、利益を生むための仕組みのこと。これを効率よく考えるために、「ビジネルモデルキャンバス」というフレームワークを用いるのもおすすめです。
【ビジネスモデルキャンバス9つの要素】
上記の中でも、顧客セグメント・提供価値・キーアクティビティの3つはビジネスの根幹に関わるものです。考える順番に迷ったら、まずはこの3つから具体化してみましょう。
3.起業するための資金を集める
資金調達の手段も日本政策金融公庫や銀行からの融資だけではなく、クラウドファンディングといった方法で資金を集めるのに成功している方もいます。
ビジネスモデルが形になったら、起業に必要な資金を確保しましょう。
起業するには資本金が必要になりますが、2006年に施行された新会社法で資本金1円でも起業が可能になりました。しかし資本金を1円にしてしまうと、「口座の開設ができない」「増資できない」「社会的信用が低い」など、起業後に様々な部分での影響が考えられます。
このことからも適切な資金調達方法をとる必要があると言えます。
3-1.事業にいくらかかるか算出する
【起業前の資金例】
- 店舗・事業所関係:敷金、礼金、仲介手数料、改装費、看板制作費 等
- 設備費:机、椅子、パソコン、プリンター、電話、車、レジスター、棚、厨房機器 等
- 備品費:ユニフォーム、食器 等
- 広告宣伝費:チラシ、Webサイト、雑誌広告 等
【起業後の資金例】
開業後の資金総額が想定できたら、開業してから数ヶ月分を開業資金として計上しましょう。 何ヶ月分の支出に備えるかは業種や事業戦略によって異なりますが、3ヶ月以上を想定しておくと安心 です。
3-2.起業の自己資金を貯める
自己資金とは、自分の蓄えの中で事業に回せる資金のこと。自己資金だけで起業できるのであれば、毎月の返済や利息が発生しないので、有利に事業をスタートできます。
ただ、一般的には 起業タイミングでの融資に比べて、起業3カ月以降の融資の方が審査が厳しくなります 。なぜなら、起業3カ月以降は実績値を求められ判断される可能性があるためです。すべて自己資金でスタートしてしまうと、起業後の資金繰り悪化に伴う融資申請が断られてしまうというリスクがあります。
起業時の資金に占める自己資金の割合を「自己資金割合」といいます。
日本政策金融公庫の「新規開業実態調査」によると、起業時融資の場合の自己資金割合は平均3割程度といわれています。とくに店舗開業を目指す方は、自己資金割合が3割以上となるように自己資金を貯めておきましょう。
3-3.起業するための資金を調達する
【5つの資金調達方法】
- 日本政策金融公庫
→審査が比較的通りやすいため、初めての方にはおすすめ! - 制度融資
→金利を抑えて融資を受けたい方におすすめ! - 自治体の起業支援制度
→返済の必要がない補助金や助成金も活用したい方におすすめ! - クラウドファンディング
→マーケティングも兼ねて資金調達したい方におすすめ! - ベンチャー・キャピタル
→難易度高!事業拡大も視野に入れている方におすすめ!
【日本政策金融公庫】
少額の支援で、起業家を応援してくれる金融機関です。「新創業融資制度」を活用すれば、設立直後で事業実績がないビジネスに対しても、無担保・無保証で3,000万円(うち運転資金1,500万円)まで融資が受けられる可能性があります。
企業としての信頼性が融資を受ける基準になるため、新規事業の場合は「信用保証協会」に信頼性補償を受けることになります。
【自治体の起業支援制度】
各自治体では起業家支援制度を設けています。低金利で融資が受けられる、税制面で優遇がある、新規事業に補助金や助成金を交付するなど、自治体によって支援内容は異なります。
【クラウドファンディング】
資金集めの段階で商品やサービスをPRできるので、マーケティングも兼ねることができます。ユニークな商品や、ソーシャルビジネスに関する事業で共感を得られれば、多額の資金調達ができる可能性もあります。
【ベンチャー・キャピタル】
将来的に多くの利益を生む技術やサービスを扱うベンチャー企業は、上手くいけば億を超える資金調達もできるかもしれません。
4.起業方法を決め手続きをする
自分のビジネスプランに合った起業方法を選択することが大切です。
また、事業内容によっては許可・認可・登録・指定・届出・認証などの手続きが必要になる場合があります。
- 個人事業主
→費用がかからず手続きも簡単!小さく起業する人におすすめ - 会社設立
→税制優遇などメリット豊富!信用力を重視する人におすすめ - フランチャイズ
→初期費用を抑えて起業できる!ノウハウを吸収しながら起業したい人におすすめ - M&A
→スタートダッシュなし!資金力のある方におすすめ
個人事業主で起業するには
個人事業主として起業する手続きは、開業から1ヶ月以内に税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出するだけです。費用も必要ありません。
会社設立するには
法人を設立する場合は、公証人役場、法務局、税務署、年金事務所、労働基準監督署での手続きが必要です。
-
を作成し、公証人役場にて認証を受ける
- 法務局で設立登記を行う 無料アプリの儲けの仕組み
- 税務書に法人設立届出書を提出する
- 年金事務所で健康保険・厚生年金保険加入の手続きをする
- 労働基準監督署で労働保険加入の手続きをする(従業員を雇う場合)
会社設立の場合は、資本金・定款認証の際に5万円(紙に印刷した定款の場合は4万円分の収入印紙も必要)・登録免許税(資本金の0.7%か15万円の低い方)の費用がかかります。
フランチャイズで起業するには
体系化された経営ノウハウやブランド力を初日から活用でき、比較的初期費用をおさえて開業できるというメリットがあります。
ただ、ロイヤリティの負担が大きく、 売上が予測を下回る場合は純利益が少なくなってしまうというデメリット もあります。
M&Aで起業するには
M&Aの場合、 無料アプリの儲けの仕組み 既存のビジネスを買収するので、当初から売上と利益が約束されているのが特徴 です。また、人材や技術ノウハウをそのまま活用でき、新規事業を始める際の初期投資を抑えることができるメリットもあります。
5.実際に事業を始める
起業するのに「ヒト・モノ・カネ」は必要ない?
「ヒト・モノ・カネ」が3大経営資源だといわれています。
しかし、起業の段階でヒト・モノ・カネが全て揃っている必要はありません。ヒト・モノ・カネをすべて揃うのを待っていたら、いつまでたっても起業できません。
起業に向いている人・向かない人の違い
起業に向いている人
行動力のある人
起業には想定外のことや、正解がわからないことがたくさん存在します。それを乗り越えるためには行動力が必要です。
専門的なノウハウを持っている人
考え方が柔軟な人
素直で誠実な人は起業にも向いています。
起業に向かない人
責任感のない人
何かで失敗したりうまくいかないことやあったとき、「コンサルタントが悪かった」とか「融資担当が悪かった」など人のせいにするような人は、起業に向いていないでしょう。
慎重すぎる人
前にどれだけ準備をしていても、いざ起業してみると想定外のことはかならず起きます。未来のことをあれこれ心配して動けなくなってしまう人は起業には向いていないといえます。
感情の起伏が激しすぎる人
すぐにキレる、思い込みが激しくネガティブになりがち、プライドが高すぎて客観性にかけるなど、感情のコントロールができない人は、人を雇う形での起業はしない方がよいかもしれません。
お金にだらしない人
まずは自分のお金の使い方を見直してみましょう。
全ての起業家が持っておくべき2つの知識
起業するには、もちろん革新的なアイデアや起業家自身のやる気・熱意は欠かせませんが、さらに、経営していく上で必要不可欠な知識があります。
お金の知識
なんでもどんぶり勘定の経営者では、遅かれ早かれ失敗します。
管理会計の基礎知識
経営者に一番必要とされるのは、会社を健全に運営できるための戦略策定などに役立つ「経営判断のための会計知識」です。
一般的に「管理会計」とも呼ばれ、税理士や会計士などが株主報告などの書類を作るための「財務会計」とは別の領域となります。
決算書の読み方
しかし、 決算書が読めない=自社の財務状況について理解できていない ということになります。自分の置かれている状況が分からないようでは、業績の改善も行いようがありません。
実際の書類作成は税理士など専門家に任せるとしても、経営戦略を立てる上で「決算書」はきちんと理解できるようになりましょう。
資金計画の立て方
そんな方は、必要最低限の項目である「資金計画」を立てておくだけでも役立つでしょう。
この資金計画を立てることで、お金の面で成り立つビジネスモデルかどうかを判断する ことができます。
適切な資金計画を立てることができれば、適切な資金繰りができるようになります。会社にとって資金繰りは命綱です。
マーケティングの知識
お金の知識に加えて必要となるのが、マーケティングに関する知識です。
営業マンの違いや立地の違いなど色々あると思いますが、大きな要因となるのは、その会社の「マーケティング力」です。
マーケティングとは「お客様に価値を提供し続けて、儲ける仕組みを構築すること」です。
起業の失敗を避けるにはどうしたら良い?
当たり前かもしれませんが、起業で失敗するリスクをゼロにすることはできません。
1. 起業の目的を明確にする
起業すること自体が夢や目的となっており、事業の内容が具体的ではない人のケース。
2. 商品・サービスのニーズを把握する
自分では革新的なアイデア・商品だと思っていても、消費者が必要としていなければ、起業したところで赤字になってしまいます。
3. 柔軟に変化に対応する
常に情報をキャッチアップして、社会の変化には敏感に、そして柔軟に対応する姿勢で取り組みましょう。
4. 経費をかけすぎない
店舗や工場などの固定資産・設備を持って起業する場合に多いのが、経費をかけすぎてしまうパターンです。
起業するときには一人で悩まず誰かに相談しよう
起業となると考えなければならないことはたくさんあります。
自分自身は本業に専念できるよう、専門分野は専門家に任せて分からないことは無料の相談窓口などを有効活用することをおすすめします。
家族・友人・知人に相談する
とにかく、起業家は孤独です。実務的なものではなく、人間関係や自分の精神状態についての悩みは専門家よりも家族・友人・知人に相談するのがよいでしょう。
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